現在塗っている塗り絵本「マジカル・タワー」。
前回は立体感を意識しながら塗る様子をご紹介しました。
今日は、建物左上のレンガ部分を水色で塗る様子をご紹介します。
マジカル・タワー記事一覧
4.思い切って好きな色で塗っちゃおう!レンガを水色で塗ってみた ←今回の記事はこちら
6.果たして水彩下地の意味はあったのか!?壁塗りの感想とまとめ
使用した塗り絵本
使用画材
最初に透明水彩を薄く塗り、 上から色鉛筆で塗り込んでいます。
色鉛筆使用色
・145 LIGHT PHTHALO BLUE(水色)
・146 SKY BLUE(薄い青)
この2色を使用します。
塗り方
今日は左上のレンガ部分を塗る様子をご紹介します。
【145】で薄く丁寧に塗ります。
同じく【145】で影をつけます。
影はレンガ同士が接触している場所につけます。
線画を見て「なんとなくここら辺に影ができそう 」という場所に好きなようにつけています。
【146】で全体を丁寧に塗り込みます。
最後に影部分をもう少し強調したいので、【145】を重ねて微調整します。
これで完成です。
手順をざっくりまとめるとこんな感じになります。
(左上→右上→左下→右下の順番です。)
色鉛筆メイキング動画
今回は動画も撮ってみました。
丸で囲んだ部分のレンガを塗っています。
2倍速で編集しているので、色鉛筆の動きがちょっと早いです。
先ほど画像でご紹介した順番で塗っています。
実際に色鉛筆を動かしてる様子はこんな感じです。
ちなみに、最終的にレンガ部分はこんな仕上がりになりました。
重ね塗りの感想
今回使用した水色【145】は、単色で塗ると鮮やかな水色です。
が、【146】を重ねたことによって少しくすんだような色になってしまいました。
しかも【145】と【146】はあまり色がキレイに混ざってくれなくて、少し大変でした。
しかし、ずっと見ていると「この色もいいかもしれない……」に変わってくる不思議(笑)。
塗りやすい色の組み合わせではありませんが、重ねて出来上がった色は、これはこれで面白いなと思えるようになりました。
どんな色で塗っても大丈夫!
今回建物を下から上へ、紫色から青色、水色へのグラデーションで塗っています。
塗りながら気づいたんですが、レンガを水色で塗るってなかなかありませんよね。
去年「グリム童話ぬりえブック」でもレンガを塗りました。
このときは茶色や赤茶色メインでレンガを塗り、間に苔をイメージして緑色のレンガを挟みました。
現実のレンガに近い配色です。
(その代わりラプンツェルが水色というめちゃめちゃ奇抜な色ですが……笑)
このように、現実に近づけた色合いで塗るのも楽しいし、今回のように現実ではあまり見ないような色合いで塗るのも楽しいです。
「色の固定観念に縛られて好きな色で塗ることができない」
というご相談を過去にいただいたことがありますが、塗り絵だからこそ、自由に好きな色で塗っても大丈夫。
現実にありえない色で塗ったからといって誰も怒りません。
ちなみに私の場合、「ありえない色で塗っても良い」という考えが大分根付いてきたのか、今回塗る段階になってようやく「水色のレンガってよく考えたらすごいな……」と気づきました。
こんな色で塗って変じゃないかな?
大丈夫!
見たことない世界をぜひ自分で作ってみましょう!
終わりに
久しぶりの動画でした。
先日のブログ2周年アンケートで「動画を見たい」という声をいただき、とりあえず撮ってみよう!と勢いで撮影しました。
しかし今後の編集方法で迷っています。
実際のスピードで、色鉛筆の動かし方をじっくりと見ることができる方がいいのか。
それとも、タイムラプスのように倍速で、次々と変化していく様子を見ることができる方がいいのか。
今回の動画は間をとった形です。
2倍速で編集していますが、色鉛筆の動かし方も見える範囲の速度にしました。
皆さんはどんな動画が見たいですか?
もしご希望があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
(SNSやお問い合わせフォームからどうぞ^^)
さてさて、「マジカル・タワー」壁塗りは右上部分を残すのみとなりました。
次は青色から水色へのグラデーションの塗り方をご紹介します。
ではまた次回〜。
次>「マジカルタワー・その5」はこちら
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