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リベンジ塗り11 色鉛筆3色で葉っぱを紫色から水色へグラデーション

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現在、2015年に初めて塗った作品を塗りなおす「リベンジ塗り」に取り組んでいます。

リベンジ塗りとは?
「昔塗った塗り絵を、当時と同じ色鉛筆、同じ配色で今塗りなおしたらどんな感じになるのか見てみたい! 」
という好奇心からスタートしたプロジェクトです。

お花の塗りなおしが終わった時点でこのようになりました。

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前回は、葉っぱを色鉛筆2色でグラデーションに塗る様子をご紹介しました。

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今日は、色鉛筆3色で紫色から水色へのグラデーションを作りながら、葉っぱを塗りなおす様子をご紹介します。

「ひみつの花園」リベンジ塗り 記事一覧はこちら

1.なつかしい!大人の塗り絵1作目をリベンジしてみます

2.赤い花びらのお花を塗りなおしました

3.ぐんじょういろのお花を塗りなおしました

4.花びらが赤茶色!?どうにか塗りなおしてみました

5.2種類のあかむらさきを使ったお花、色の違いがわかるように塗りなおせる?

6.薄くキレイに塗りたい!塗り方を工夫してみました

7.グラデーションをつけながらきめ細かく塗るのが難しい!

8.すべてのお花の塗りなおしが終わりました

9.葉っぱに大苦戦!色を何度も重ねるのは難しい楽しい

10.葉っぱを赤としゅいろの色鉛筆2色でグラデーション

11.色鉛筆3色で葉っぱを紫色から水色へグラデーション

 

使用した塗り絵本

2015年に使用したのは塗り絵本「ひみつの花園」ですが、今回は「ひみつの花園 アーティスト・セレクション」を使用しています。

アーティスト・セレクションは、著者のジョハンナ・バスフォードさんが、塗り絵本「ひみつの花園」から選んだ20枚の塗り絵が収録されています。

厚手のしっかりした紙に片面印刷されていて、本誌から切り離すことができるのが特徴です。

2015年に塗った絵がアーティスト・セレクションにも収録されていたので、今回はアーティスト・セレクションを使ってリベンジ塗りをしています。

 

使用した画材

三菱の36色セットの色鉛筆を使います。

大人の塗り絵を始めるときに買った色鉛筆です。

 

今回リベンジするのはこちら

右下の紫色っぽい葉っぱを塗りなおしていきます。

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使用色

メインとなる色は、

・むらさき
・ぐんじょういろ
・みずいろ

の3色です。

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5年前は葉っぱの内側にぐんじょういろとむらさきを、外側にみずいろを塗っており、どうやら色を重ねたかった様子。

そこで今回は、同じ3色を使ってグラデーションを作ることにしました。

 

また、当時なにを思ったのか、葉っぱの一部だけ突然のあかちゃいろ。笑

こちらは、お花の塗りなおしでも使った、あかちゃいろとあかむらさきの2色で塗りなおしました。 

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紫色から水色へのグラデーションの作り方

イメージ

今回使うのは、むらさき、ぐんじょういろ、みずいろの3色。

この3色で、葉っぱの内側から外側に向かって、紫色から水色へとグラデーションになるように塗ります。

▼こちらの写真をイメージしながら塗っていきましょう。

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下地

まずは下地として、全体にみずいろを薄く塗ります。

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次に、葉っぱの内側から2/3のあたりまで、ぐんじょういろを薄く重ねます。

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とりあえず準備はこれでOKです。

ここからは、規則的に順番に色を重ねていきます。

 

3色をずらしながら順番に重ね塗り

葉っぱの内側から外側に向かって、少しずつ場所をずらしながら、

①むらさき
②ぐんじょういろ
③みずいろ

の順番で塗り重ね、これを好みの色合いになるまで繰り返します。

 

まずはむらさきを、葉っぱの内側から半分くらいまで薄く塗ります。

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次に、葉っぱの中間部分1/3くらいの範囲に、ぐんじょういろを薄く重ねます。

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葉っぱの外側1/3くらいの範囲に、みずいろを薄く重ねます。

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これで、グラデーションのための重ね塗り1周目が終わりました。

これだけだと色が薄いので、まだあまりグラデーションには見えませんね。

 

さらにもう1周重ねる様子を見ていきましょう。

葉っぱの内側から半分くらいのあたりまで、むらさきを薄く重ねます。

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葉っぱの中間部分1/3くらいの範囲に、ぐんじょういろを薄く重ねます。 

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そして、葉っぱの外側1/3くらいの範囲に、みずいろを薄く重ねます。

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これで、グラデーションのための重ね塗り2周目が終わりました。

1周目より2周目の方が、少し色が濃くなりましたね。

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今回のグラデーションの手順は、

①葉っぱの内側から半分くらいの範囲まで、むらさきを薄く重ねる
②葉っぱの中間部分1/3くらいの範囲に、ぐんじょういろを薄く重ねる
③葉っぱの外側1/3くらいの範囲に、みずいろを薄く重ねる

このように、色によって塗る場所を少しずつずらし、色同士が重なる場所を作ることでグラデーションにしていきます。

 

この手順で、どんどん塗り重ねていきました。

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通常は、ぐんじょういろは葉っぱの中間部分に重ねますが、たまにむらさきの上からも重ねました。

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こうすると隣り合う色同士がブツ切れにならず、重なりながらなじむので、キレイなグラデーションを作りやすかったです。

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色が濃くなり、むらさき、ぐんじょういろ、みずいろ、それぞれの色もはっきり見えるようになりましたね。

最後に微調整をして、完成です。

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コツは「あせらず・少しずつ・気長に 」。

薄い重ね塗りを繰り返すことで、少しずつ色がキレイに混ざりながら、濃く鮮やかになっていきます。

「あせらず・少しずつ・気長に」と心の中で唱えながら塗っていました。笑

 

紫色の葉っぱの塗りなおしが終わりました

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時間はかかりましたが、とても好きな色合いになりました。

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5年前に塗ったときは、3色がぐしゃぐしゃっと重なっていてなにがなんやらという感じでした。笑

今回は、3色それぞれの色も出しながら、キレイなグラデーションにできたのではないかなと思います。

 

終わりに

色鉛筆3色で作る紫色から水色へのグラデーション、いかがでしたか?

ちょっとでもグラデーションっぽく見えていたら嬉しいです。

今回は久しぶりに結構な回数の重ね塗りをしました。

というのも、今回使った色鉛筆「三菱鉛筆880」は、あまり力を入れて塗ると色が重ならなくなります。

そのため、薄い重ね塗りを何度も繰り返すという塗り方をしました。

色鉛筆の種類によっては、ここまで何度も重ねなくても、濃くキレイなグラデーションができるかもしれません。 

 

さて、次回は最後の大きな葉っぱです。

こちらも青系の色鉛筆3色を使ってグラデーションで塗る様子をご紹介します。

それでは〜。

 

 

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