4年前にうつ状態・適応障害と診断されたとき、自分の好きなものが何かわからなくなっていました。
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当時、症状として影響が出てショックだったのは、大好きな本屋さんに行っても本を選べなかったことでした。
いつもであれば、興味のおもむくまま、手当たり次第に本を手にとってパラパラ見ていたのに、当時は何の本を手にとっていいのかわからなくなってしまったのです。
とてもショックでした。
(お医者さんによると、この病気ではよくあることだそうです。)
このような症状に加えて、就職してから色々なことを気にしていたせいで、いよいよ自分が何が好きなのかわからず、自信も持てなくなっていました。
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気づけば好きなものがたくさんあった
でも、あれから少しずつ自分の気持ちに向き合い続けて、4年経った今気づきました。
「私、好きなものたくさんあるじゃん!」
と。
先日このブログの過去記事を読み返していて、それを強く感じました。
塗り絵であれば、単に塗り絵が好きというだけでなく、どんなイラストが好きか、どんな画材が好きか、どんな塗り方が好きか。
また、読書も、こういうジャンルの本が好き!ということが改めてわかるようになりました。
他にも、好きなアーティスト、好きなスポーツ選手、好きなキャラクター、好きな映画・ドラマ、好きなゲーム、好きな手帳や文房具などなど……。
気づけば、自分が「好き!」と言えるものがたくさんあったのです。
自信を持って好きだと言いたい
今「好き!」と思うものの大半は、実は昔から好きなものでした。
本当は昔から好きだったのに、色々気にしすぎてわからなくなっちゃっていたんだな、と今ならわかります。
だから、自分の好きなものを「思い出した」という方が正しいのかもしれません。
今でもたまに変なことを気にして、「私がこれを好きなのは間違いなの?」なんて思うことがあります。
でも、せっかく改めて好きなものに気づくことができたんです。
好きなものは自信を持って「好き!」って言い続けようと思います。