塗り絵をしているとよく
「あれ?これ変かも……」
と感じることがよくあります。
つい最近だと、エポルさんの「森の少女」を塗っていたときによくありました。
しかし不思議なことに、一晩経ってからもう一度見直してみると違和感がなくなっています。
一晩寝かせると違和感がなくなる
たとえば、エポルさんの「森の少女」で、植物を紫色に塗っていたときのこと。
色を重ねて濃くしているとき、あまりに濃ゆくなっている気がして違和感がありました。
あれ……これ失敗したかも……。
とはいえ、もう消しゴムでの修正はできないくらい塗り込んでいたので、このまま進むしかありません。
とりあえずその日はそこで一旦ストップ。
次の日にもう一度見直してみました。
すると、前日に違和感を感じていたところがまったく気にならなくなっていたのです。
なんであんなにあの箇所を気にしていたんだろう?
変だなと思っていたのがどこなのかわからなくなるほど、違和感がなくなっていました。
塗り絵をしていると、こういうことが度々起こります。
そのため、色を間違えたなどの明らかな失敗でない限り、多少違和感があってもすぐに消したりせず、とりあえず一晩寝かせるようになりました。
行きづまったときの解決策の1つに
過去に、「違和感があって何度も塗り直したくなる」というようなご相談をいただいたことがあります。
「違和感」はある意味個性でもあると思っているので、当時そのようにお答えしましたが、今はさらにもう1つ付け加えたい。
違和感があったら、とりあえず一晩寝かせてみてください。
納得いくまで何度も試行錯誤することももちろんいいと思います。
追求し続ける姿ってかっこいいですよね。
でも、もしその過程で行きづまってしまったときは、ぜひ少し時間を置いてみてください。
違和感が気にならなくなったり、新しく何かを思いついたりと、最初とはまた違った視点で見ることができるようになるかもしれません。
塗り絵の進め方は人それぞれ。
違和感を感じたときは、納得いくまで何度も塗り直してもいいし、
気にせず突き進んでもいいし、
ちょっと時間を置いてみてもいい。
なんだったら、そこで終えてしまうことだってアリです。
だって誰かに怒られるわけでもなんでもないから。
ぜひ好きなように進めてみましょう。
そして、もし違和感を感じたりして行きづまってしまったら、「一晩寝かせてみる」という手段も思い出して、ちょっとお試し気分でやってみてください。