現在、2015年に初めて塗った作品を塗りなおす「リベンジ塗り」に取り組んでいます。
ここまで進みました。
塗りなおす中で、途中から塗り方を少し変えてみました。
具体的に気をつけたことは、
・手の力を抜く
・色鉛筆の持ち方を変えてみる
・いろいろな角度から塗る
つい塗り込みすぎて濃くしてしまい、のっぺりした仕上がりになることが悩みでした。
そのため、色を薄くしたいところは薄く塗ることができるように、上記3つの事柄に気をつけてみました。
▼詳細はこちらの記事をご覧ください。
塗り方を変えたことで、以前よりも、わずかにきめ細かく塗ることができるようになりました。
塗り方を見失う
薄くきめ細かく塗ることができるこの塗り方、いいかもしれない!
そう思い、引き続きこの塗り方で、最後のお花の塗りなおしに取りかかりました。
ところが、ある日突然塗り方がわからなくなってしまいました。
ついこの間までできていた力加減が、どうにもしっくりこない。
あの塗り方じゃないと上手く塗れないよ〜!
気に入っていた塗り方だったので、ちょっとあせりました。
どうにか力加減の感覚を取り戻そうと塗り続けてみるものの、なかなか感覚が戻ってこない。
そして思いました。あれ、楽しくないな、と。
「思うように塗れない」ということがストレスになっていたのです。
これはよくないなと思い、その日は一旦やめることにしました。
翌日、続きから塗ってみたものの、やっぱり感覚は戻りません。
でももういいや、と思いました。
楽しくないと感じてまで、あの塗り方に固執するのは違うなという気がしたからです。
感覚は戻らなくてもいいから、とりあえず今できる最大限で塗ってみよう!
こう開きなおって塗ってみたら、なぜかだんだん楽しくなってきました。
そして、塗り方にこだわっていたときと比べても、不思議と仕上がりにはあまり変わりがありませんでした。
塗り方に固執しない
私の場合ではありますが、同じ色鉛筆であっても、色が違えば力加減や塗り方が少し変わります。
また、塗り絵本によって紙質が違うことがあるので、紙質によっても力加減や塗り方が変わることがあります。
そのため、感覚を取り戻そうと固執していた塗り方は、次の塗り絵では合わなくなるかもしれません。
塗り方はどんどん変化していくもの。
今の塗り方が絶対というわけではない。
このことを思い出したら、「別にあの塗り方じゃなくてもいいか」と少し気が楽になりました。
「あの塗り方じゃないと上手く塗れない!」と、いつの間にかガチガチに神経を使っていたみたいです。
楽しいと感じられるかどうかが1番大事
私は塗り絵をする上で、「楽しいと感じられるかどうか」を何よりも大事にしています。
たまに、ちょっと背伸びした難しい塗り方にチャレンジするときがありますが、そのときも、楽しいと感じられたらOK。頑張ります。
もし楽しくないなと感じたら、そのときは一旦やめるようにしています。
塗り絵はあくまで楽しむためにやっているもの。
だから、楽しいと感じられるかが1番大事。
楽しいと感じられたら、それだけでもうパーフェクト。
私にとっての塗り絵の役割は果たされたようなものです。
今回の場合は、楽しくないと感じ始めた時点で「あ〜、私塗り方に固執しているな」と気づけたので、力加減などの感覚を取り戻すのをやめることにしました。
それが、結果的にまた「楽しい」と感じられることにつながりました。
上手く塗れたらそれはもちろん嬉しい。
でも、「あの塗り方じゃないと上手く塗れない!」とあせってガチガチになるくらいなら、多少つたなくても塗っていて楽しいと感じられる方が、私にとっては大事。
そう改めて感じた出来事でした。
「リベンジ塗り」はこちらからスタートしました